食後の赤ちゃんに湿疹が見られた場合、真っ先に食物アレルギーを疑いますよね。
湿疹への対処はどうすれば良いのでしょうか?
また湿疹が現れてからいつ消えるのか、時間に目安などはあるのか調べてみました。
●食物アレルギーの湿疹はいつ出るの?いつ消えるの?
赤ちゃんの離乳食がはじまると、どのような食材でアレルギー反応が出るかわからないので心配ですよね。
アレルギーは食べた瞬間から6時程度経過するまでに症状が出ると言われているんです。
症状は、触れた口の周りが赤くなる程度の軽いものから、湿疹、嘔吐、下痢、呼吸困難など様々で、重度も人それぞれ異なるものなんです。
ですので、アレルギーが消えるまでの時間は人それぞれなのではっきりと予測することはできないんです。
反応が出てしまった時に急いで病院に行く必要があるかどうかを判断するのは難しいですが、アレルギー反応に対する経験を増やしていくと
「食べてすぐ湿疹が出たけれども、1時間程度で全て消える程度だったので自宅で見守りました」
「離乳食が触れた口の周りが赤くなったけれども、赤ちゃんの様子も機嫌が良く元気そうだし、30分ほどで赤みが治まったので大丈夫でした」
「かかりつけ医と相談の上、1時間程度で収まる湿疹については自宅で療養するようにしています」
などの経験談もあるんですよ。
中には食べた翌日に体に発疹が出ていたなんていう事例もあるようなので、赤ちゃんに何を食べさせたのか、赤ちゃんの機嫌や様子に異常はないか、体に現れた湿疹はないかなどをよく見ておいて下さいね。
●アレルギーは放っておいて大丈夫?
アレルギーの症状や重度は人それぞれで、重度になると呼吸困難、アナフィラキシーショックなどを発症する恐れがあるんです。
なのでアレルギー反応は放っておいて良いものではないんです。
初めて症状が出た場合は、何に対してアレルギー反応を示しているのか知る必要があるので、病院にかかって検査をしてもらうほうが良いですね。
何に対してアレルギー反応を示すのかはっきりして以降は、赤ちゃんの経過や子育ての経験から軽い症状の場合は自宅で見守って過ごす人も居るようですが、医師との連携や指示に基づいて行われているんですね。
●アレルギーへの対処法は?
アレルギー症状で一番多くみられるのは皮膚への湿疹や腫れ痒みなどの症状なんです。
アレルギーが疑われた場合はどの食材に反応しているのかまず知る必要がありますよね。
1週間以内に食べたものや、食べた時の様子などの記録を残しておくのが一番良いですよ。
アレルギーの対処法で最も多いのが除去法という方法で、アレルギー反応を示す食材は与えないように気を付けたり、成長に応じて少しずつ食べられるように練習したりする方法ですね。
ちゃんと病院にかかって医師と相談しながら見守るのが一番なんです。
それでももし赤ちゃんに湿疹などの症状がでてしまった場合、体がかゆくなってしまったりする場合がありますよね。
赤ちゃんが自分で自分の体を傷つけてしまわないように、赤ちゃんの爪を短めに切って手入れしてあげる事が大切です。
体のかゆみが少しでもおさまるように、化学繊維でできた洋服などは避けて、皮膚が乾燥しないように保湿クリームなどで痒みを少しでも楽にしてあげる事は可能だと思います。
●除去法は原因をはっきりさせてから
昔からアレルギー反応が出やすい食材として「牛乳・卵・大豆」が3大アレルゲン、そこに「米・小麦」を加えて5大アレルゲンとも呼ばれているんです。
5大アレルゲン以外でもアレルギー反応が起こる場合がありますし、個々で症状が違うので検査をしてもらって原因を知る事が大切なんですよ。
3大アレルゲンが怖くて全く与えないという人も居ますが、それは逆に赤ちゃんへの栄養が不足して違う病気になる可能性も出てくるので、調べてもいないのに除去して対処する事はやめたほうが良いでしょうね。
●まとめ
赤ちゃんにアレルギー反応の湿疹が出た場合は速やかに医師に相談して原因を知るほうが良いんですね。
食べてから数時間で症状が出る場合がほとんどですが、湿疹の出る場所も様々なので日ごろから赤ちゃんの様子や体に湿疹がないかどうかを見守る必要があるんです。
湿疹が消えるまでの時間にも個人差があるので、湿疹が出てしまった場合には掻いて傷つけないように爪の手入れや、お肌の乾燥を避けて対処する事が大切なんですね。