甲状腺の腫れは女性に多い病気の一つです。
一般的には橋本病やバセドウ病、甲状腺腫瘍などが原因と言われているんですね。
しかしストレスが原因で甲状腺が腫れたりもするそうなんですよ。
そんな甲状腺の腫れの症状が出たときはすぐにセルフチェックをすることをおすすめします。
セルフチェックの方法や甲状腺を元気に保つ方法などを紹介します。
もくじ
●甲状腺の腫れのセルフチェック方法は?
甲状腺は喉の下の辺りにある「ハート」のような形をしたところです。
甲状腺の腫れの原因は様々な理由がありますが、鏡で見ただけではわかりづらいと思います。
そんな時のセルフチェック方法は、
1.まず上を向いて唾を飲み込みます。
2.甲状腺が上下に動くのか確認します。
3.目で見て甲状腺が大きく上下するようなら甲状腺が腫れている可能性があります。
※のど仏の下に手を沿え、唾を飲み込むと甲状腺の動きがよくわかります。
腫れているか触ってみてください。
普段とは異なる大きな異常が見られる場合は、すぐにかかりつけの病院へ行きましょう。
●甲状腺の原因はストレスにある?
最近の研究では甲状腺の腫れの原因はストレスにも関係していることがわかってきました。
ストレスがたまることによって甲状腺ホルモンの分泌が低下するというんです。
人間の脳と言うのはよくも悪くも身体に影響を及ぼすんですね。
甲状腺ホルモンが低下することによって起こる症状は、
・新陳代謝が衰え元気がなくなる
・疲れやすくなる
・悪寒がする
・むくみが起こりやすくなる
・便秘になりやすくなる
・白髪が増え、髪が抜ける
・声がしわがれる
甲状腺に以上は女性に多く、他に見られる症状としてはコレステロール値が高いという傾向があります。
ストレスから元気がなくなり、コレステロール値が高い場合はセルフチェックをしてみましょう。
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また普段の健康なときからチェックをすることで、以上があったときなどはすぐ発見できる可能性が増えます。
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●甲状腺の病気の種類は?
甲状腺の腫れが原因の病気の主な種類は
・橋本病
・バセドウ病
・甲状腺腫瘍
が上げられますが痛みはあまりなく、自覚症状がない場合が多いので、日ごろから検診を受ける習慣も必要です。
成人女性の実に2割の人たちが甲状腺の機能低下があると言われていますが、自覚症状がないので放置されてしまいがちなんですね。
■橋本病
橋本病は最も女性が多く見られる病気で「慢性甲状腺炎」と呼ばれ甲状腺に炎症が起きている状態なんですね。
細菌などが外部から侵入したのではなく、甲状腺ホルモンの分泌が低下したことから、自分自身を敵と判断し炎上を起こしてしまうんですって。
■バセドウ病
バセドウ病は逆に甲状腺ホルモンを過剰に作ってしまうことから起こります。
ホルモン異常によって自分自身を攻撃してしまうという「自己免疫疾患」タイプです。
■甲状腺腫瘍
甲状腺腫瘍の症状は、声がかすれたり、のど仏のあたりにしこりが見られます。
初期症状ではあまり自覚症状がみられないので、日ごろからのセルフチェックをおすすめします。
●甲状腺を元気に保つ方法は?
ストレスから甲状腺の異常が発生することがわかりましたね。
ですがそのことを認識し、日ごろから生活習慣を見直すことにより、甲状腺を正常に保つこともできます。
甲状腺を正常に保つ方法は
・水分補給をこまめにし、脱水症状にならないようにする。
・昆布や海藻類に多く含まれる、「ヨード」を摂取しすぎないようにする。
・甲状腺に働きに良いといわれる「亜鉛」を取り入れる
・科学物質やアルコール、カフェイン、白砂糖を控える
・ストレスのたまらない生活を心がける
異常の事を気をつけて生活を送りましょう。
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●まとめ
甲状腺は飲み込む動作によってセルフチェックができます。
普段からチェックをして異常があったらすぐわかるようにしよう。
現代人が最も多く抱える「ストレス」が多くかからないような生活習慣を心がけましょう。