授乳している時期に乳房にしこりができてしまって解消法を探す事ありますよね。
葛根湯にしこりを解消する効果があるのか、飲んでも赤ちゃんは大丈夫なのか気になる葛根湯についてお伝えしますね。
●授乳中にできたしこりの解消法に葛根湯が効く?
授乳している時期に、乳腺が詰まってしまって乳房にしこりができてしまう時ってありますよね。
放っておくと乳腺炎の元になるので少しでも早くしこりをなくす解消法を教えます。
マッサージをしたり、授乳や搾乳の頻度を増やしたり、対策は様々あるのですが、葛根湯を飲むのも効果があるんですよ。
乳腺の詰まりは体が冷えたり、血流が悪くなった時に起こる事が多いのですが、葛根湯が体の血流をよくしてくれたり、体の熱や痛みを発散する効果があるので乳腺の詰まりを改善すると言われているんですね。
●葛根湯は飲むタイミングが重要
葛根湯は使うタイミングが重要で、お母さんの体に高い熱が出てしまったり、乳房が真っ赤に腫れて痛みを伴ってからでは遅いんですよ。
しこりを感じた初期症状の段階で飲むのが最も効果的なんです。
葛根湯には体の血流をよくしてくれる効果や、発汗作用が高い漢方薬で風邪の初期症状や乳腺炎の初期症状を改善してくれるんですよ。
葛根湯は病気や症状そのものを改善する薬ではなく病気の初期症状を患った体の免疫力を高めて、体が症状を改善しようとする力を底上げしてくれる働きがあるんです。
症状に直接届く薬ではないので、即効性はありません。
体が乳腺炎を改善しようとする力が徐々に上がる薬なので、そこにマッサージや授乳をしっかりと平行して処置して乳腺炎を治すためのものなんです。
市販されている葛根湯を飲んでも大丈夫ですが、心配な方はお医者さんに処方してもらって下さい。
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●葛根湯を飲んでから授乳しても大丈夫?副作用はあるの?
葛根湯は自然由来の成分が集まった漢方薬ですので、母乳を通じて赤ちゃんに成分が伝わっても大丈夫ですよ。
ですが安心して飲める葛根湯であっても注意点があります。
葛根湯は長期的に飲み続ける事は控えたほうが良いんです。
葛根湯には「甘草」が含まれていて、甘草には体に水分を溜める働きがあるんです。
葛根湯を長期的に服用し続けると、甘草の効果でむくみを感じるようになったり、肝機能を低下させたり、血圧を上昇させる副作用があるんですね。
乳腺炎の初期症状を改善するために飲んだら、症状が改善されたら服用はやめて、詰まりにくくなるようなマッサージや食生活を大切にして、しこりを作らない状態を維持するようにして下さいね。
●まとめ
授乳中に乳房にしこりを感じるようになったら乳腺が詰まった可能性があって、そんな初期症状には葛根湯が効果的なんですよ。
自然由来の成分で作られた葛根湯だから、飲んで赤ちゃんに成分が伝わっても大丈夫ですが、症状が改善したら服用はやめて、長期間飲み続ることのないようにして下さいね。