妊娠中は胎児のためにもカフェインが多く含まれている飲み物は避けて過ごしたいですよね。
ゆず茶は香りも良く口当たりも良いので妊娠中に飲みやすいお茶だと思いますが、含まれている有用成分やカロリー、カフェイン、副作用について調べてみました。
ゆず茶の作り方も紹介します。
もくじ
●ゆず茶にカフェインは含まれる?
■ゆず茶は妊婦が飲んでも大丈夫?
ゆず茶にはカフェインが含まれていません。
ゆず茶は葉っぱを使って作るわけではなく、ゆずの果実を使ったお茶になりますのでカフェインは含まれていないんですね。
カフェインが多く含まれている飲み物には、コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶など様々あり、妊婦さんにとって大切な鉄分の吸収を阻害する可能性があるんです。
妊娠中にはなるべくノンカフェインのものを選ぶほうが良いですよね。
■他にノンカフェインのお茶は?
カフェインが含まれていない飲み物も様々あり、ゆず茶、麦茶、ルイボスティー、タンポポ茶、黒豆茶などが代表的なノンカフェインな飲み物ですね。
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妊娠すると血液量が妊娠前よりも40%も増えたり、新陳代謝がよくなって汗をかきやすくなったりするので、水分補給は欠かせませんよね。
味覚や臭いに敏感になっている妊娠中はお茶やミネラルウォーターを体が受け付けない人もいると思います。
そんな人の水分補給にもゆず茶がおすすめなんですね。
●ゆず茶に副作用や、飲む際の注意点はある?
ゆず茶そのものに副作用はありませんが、ゆず茶ははちみつや砂糖をたっぷりと使った飲み物ですので、糖分の取りすぎに注意が必要なんです。
ゆず茶のカロリーは100gあたり220~280kcalほどで、コップ1杯分は70~90kcal程度になります。
柑橘系のジュースが1杯40kcalほどと言われているので倍のカロリーになりますね。
栄養は必要ですが、糖分の取りすぎを控えたい妊娠中にゆず茶を多く飲むのはおすすめできないんです。
最近ではカロリー控えめなゆず茶が販売されるようになっていますので、記載されているカロリーを見てから買う事がおすすめです。
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●ゆず茶に含まれる有用成分
■ゆず茶のビタミンCはレモンの4倍
ゆず茶は、実を皮ごとはちみつや砂糖などで甘く漬けたものをお湯でといて入れるお茶ですので、ゆずの栄養素を全て取り入れる事ができるんです。
ゆずに含まれるビタミンCは、柑橘類の中でもトップクラスだと言われていて、ミカンの2~3倍、レモンの3~4倍も含まれているんですよ。
鉄分やミネラルも含まれているし、皮には葉酸も含まれているので皮ごと使ったゆず茶で葉酸も取り入れる事ができるんです。
■妊婦さんに薦める理由とは?
葉酸は流産予防になったり、神経管奇形のリスクを減らしたりしてくれる大切な成分ですので、妊活中や妊娠中の人にはとても大切な成分なんです。
ゆずは体を温めてくれる効果もありますし、のどの炎症を抑える成分も含まれているんですよ。
妊娠中になると胎児のために薬も控える状態になりますよね、風邪を予防するためにもゆず茶は効果的なんですよ。
柑橘系の香りはリラックス効果があるんです。
体調の変化や、生活の変化が大きい妊娠時期はイライラしてしまう事も多いですよね、ゆず茶の柑橘系の香りで気分を落ち着かせる事ができるんですね。
●ゆず茶は自分でも簡単に作れる
カロリーや糖分がきになる人はゆず茶を自分で作る事もできるんですよ。
【材料】
ゆず(皮・果肉含む)、ゆずと同量のはちみつ
【作り方】
ゆずは果汁をしぼり、皮を千切りにします。果肉は使いません
煮沸消毒した容器に、ゆずの皮、果汁、はちみつを入れて一晩以上なじませます。
これだけで良いんです。
カロリーはコップ1杯で40kcalほどになるので、砂糖を使った市販のゆず茶よりもカロリーを抑える事ができるんですね。
●まとめ
ゆず茶にはビタミンや葉酸が沢山含まれている上、カフェインが含まれていないので妊娠中の人におすすめの飲み物なんですね。
はちみつや砂糖を沢山使った飲み物なので、糖分やカロリーの取りすぎに注意が必要ですね。
カロリーが気になる人は手作りのカロリー控えめゆず茶を簡単に作る事ができるので試してみてくださいね。