潰瘍性大腸炎の下痢症状や、毛細血管が圧迫されることから起こる緑内障などの症状を改善してくれる柿の葉茶にはどのような成分や効果があるのでしょうか。
柿の葉茶の効果と、飲む量が多すぎた場合の副作用についてお伝えしますね。
もくじ
●柿の葉茶は潰瘍性大腸炎に効果的
■潰瘍性大腸炎の症状は?
潰瘍性大腸炎の主な症状には、下痢、血便、腹痛などの症状があり、ほとんどの方がこの辛い症状と、緩和した状態とを繰り返しながら生活しています。
病の原因はわかっていないので薬などでの治療は難しく、日々の体調管理や食事管理で緩和状態をいかに維持するかを試行錯誤するしかないんですね。
■タンニンの効果
柿の葉茶にはタンニンという成分が豊富に含まれていて、タンニンには「便を固めて下痢を止める効果」があるんですよ。
毛細血管を丈夫にしてくれる効果もあるので、腸内の毛細血管も強くなり、便の水分調節を上手にしてくれるようになるんです。
●柿の葉茶は緑内障に効果的
■緑内障の症状は?
緑内障とは、眼圧が高いことが原因で視神経を圧迫して視神経が壊死してしまい視野が狭まっていく病気なんです。
治療法としては、眼圧を下げる努力をして視神経を守るんですね。
■効果的な成分
そこで柿の葉茶に含まれるタンニンという成分が効果的なんです。
タンニンは毛細血管の通りをよくする効果と、血圧を安定させる効果があるんですよ。
また、ルチンというポリフェノールの一種も豊富に含まれているのですが、これは毛細血管を強く・柔らかくする効果があるんです。
さらに、カリウムという成分は高血圧の原因となる塩分を体内から減らしてくれる効果があるんですね。
タンニン・ルチン・カリウムがどれも豊富に含まれる柿の葉茶は眼圧を下げる効果が期待できるので緑内障に効果があるんですね。
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●柿の葉茶に副作用はあるの?
■下痢を改善するが
柿の葉茶に含まれるタンニンには便を固くする作用があるので下痢を改善するのに効果的なのですが、飲みすぎると整腸作用を超えてしまい便秘になってしまうんですね。
飲みはじめなどは特に便の様子を見ながら継続して飲むことがおすすめです。
■貧血の方は注意
また、タンニンは鉄分と一緒になってタンニン鉄という物質に変化して水に溶けにくい性質に変化するんです。
そのために鉄分が吸収されにくくなって貧血になる可能性があると言われているんですね。
ですが、柿の葉茶にはビタミンCが豊富に含まれていて、鉄分が吸収されにくい形になるのを防ぐ役割もしてくれるので、よほど貧血の人でない限りは柿の葉茶を飲んで貧血になる事を心配する必要はなさそうですね。
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●柿の葉茶を飲む適量とは?
■適量は?
柿の葉茶に含まれるタンニンにはメリットとデメリットがあることがわかりましたが、適量を飲むための目安はどれくらいなのでしょうか?
飲み始めは、1日2杯程度が適量とされているんですよ。
一度に沢山飲むのではなく、少しずつ飲んだほうがメリットだけを得ることができるので、柿の葉茶と他の好みのお茶をブレンドして飲む方法もあるんです。
■タンニンを効果的に出す入れ方は
適量のタンニンを得るために、タンニンの抽出を少し抑えて煮出す方法もあるんですよ。
70℃のお湯でゆっくりと抽出するとタンニンが出る量を抑える事ができるので、飲み続ける場合の適量を調節しやすいかもしれませんね。
●まとめ
・柿の葉茶に含まれるタンニンには便を固くする作用があるので、潰瘍性大腸炎の下痢症状を改善してくれる効果があるんですよ。
・また、タンニン・ルチン・カリウムも豊富に含まれているので緑内障からくる目の周辺の毛細血管が圧迫されるのを改善する効果もあるんですって。
・タンニンは体に良い効果も沢山ありますが、沢山のタンニンを一度に摂取してしまうと便秘などのデメリットもあるので、適量を継続して飲み続ける事が大事なんですね。