苦丁茶は、生理や子宮にどのような効果があるのかご存知ですか?
また健康効果にはどのようなものがあるのでしょうか。
苦丁茶が子宮に与える影響や、ティーパックを使った時の飲み方などをご紹介します。
もくじ
●苦丁茶(一葉茶)の効果と効能は?子宮の回復を妨げる
苦丁茶には体を冷やす効果があると言われているのですが、子宮にどのような影響があるのでしょうか。
子宮の状態は生理や妊娠中、産後など大きな変化が訪れるものですよね。
生理は出血を伴うものですから、女性の体は失血状態にあるので抵抗力が下がった状態なんですね。
生理中に苦丁茶を飲んでしまうと、体を冷やしたり、血行を悪くしてしまう影響を受けて生理痛がひどくなる場合があるんです。
生理中は苦丁茶を控えめにする事をおすすめします。
また、妊娠や出産を終えた子宮は、疲労していて滋養が必要な状態にありますよね。
滋養が必要な場合は子宮を温める効果があるものを取り入れたほうが良いんですよ。
苦丁茶は逆に体を冷やしてしまいますので、子宮の回復を悪くしたり、冷やされた事による痛みが発生する可能性があるんですね。
●苦丁茶の健康効果は?疲労を取り除き、若返らせる
苦丁茶の体を冷やす効果は、健康な人に良い影響を与える場合があります。
苦丁茶の体を冷やす効果は、体の熱っぽさを取り除いたり、頭痛や眼精疲労を取り除いたり、炎症を抑える効果があると言われているんですよ。
痰を取り除いたり、咳を止めてくれたり、気管支炎を抑えるなど、喉に関係したトラブルを解消してくれたりするそうです。
フラボノイドが豊富に含まれているので、抗酸化作用があるんです。
老化の原因ともいわれる酸化を防ぐことができるので、若々しくいる効果があるんですよ。
また、美肌に効果があると言われているウルソル酸というものが含まれているので、肌のシワを目立たなくする効果があるそうです。
近年では苦丁茶を使った洗顔料やボディーソープも開発されているんですよ。
●苦丁茶(一葉茶)のデトックス効果
苦丁茶に含まれているカテキンには、余分な脂質を吸収する事を抑える働きがあるんです。
血中の脂質や余分な成分とくっついて外に排出するのを手伝ってくれるので、血中の脂質を減らすことができるんですよ。
血中の脂質が減ると、血管内に脂質が溜まって血管をふさぐこともないので、血栓を防ぐことができるんですね。
また、余分な脂質を取り除く事で、血管の流れがよくなり、血流の促進が期待できますね。
そうすると血圧も安定し、血管に負担が少なくなるので血圧が下がると思います。
血液内の余分な成分を排出してくれるデトックス効果は様々な成人病の予防になるので苦丁茶はぜひ取り入れたいですよね。
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●苦丁茶(一葉茶)とはどこで栽培されたお茶なのでしょうか
苦丁茶(くていちゃ)は、強い苦味が特徴の、中国で古くから飲まれている健康茶で、別名「美容茶」「減肥茶」「長寿茶」とも呼ばれたりするんですよ。
普段から私たちが飲んでいる緑茶などのツバキ科の葉とは違い、苦丁茶はモチノキ科の苦丁木の葉から作られているんです。
四川省の標高800m前後の高地で栽培されていて、苦味が強いことからか害虫もつきにくく、農薬などもほとんど使わずに栽培することができるそうですよ。
●苦丁茶の美味しい入れ方
苦丁茶は、少量のお湯を注ぎ、一度すぐ流います。
もったいないと思うかもしれませんが、これは乾燥工程でお茶の表面についた焦げを洗い落とす意味があるんですね。
一度洗い落とすことでお茶の成分がよりよく溶け出す効果があるそうです。
再び熱湯を注ぎ1分ほど待つと、きれいな苦丁茶ができあがります。
苦丁茶は味が非常に苦いことから、継続して飲みにくいという指摘もあるのですが、工夫すれば気楽に飲めるようになるんです。
普段から飲み慣れているお茶に混ぜて飲むのがおすすめなんですよ。
苦味はあるけれど、味のベースが飲み慣れたお茶になっていると好みの旨みを感じ取ることもできて続けやすいんです。
●苦丁茶のティーパック
苦丁茶は、苦味が非常に強いことから、味の調節がしやすいように1つのティーパックが1g~1.5gと少量なんですよ。
苦丁茶にはカフェインが含まれていないので、妊婦さんでもお子さんが飲んでも安心なんですね。
●まとめ
苦丁茶は非常に苦味の強いお茶ですが、抗酸化作用やデトックス作用などが注目されているお茶なんです。
血液内の不要な脂質を取り除いたり、便秘を解消するなど、デトックス効果が高いことから、健康茶として古くから親しまれていました。
体を冷やす効果があるので、生理中の女性や妊婦さん、出産直後など滋養を必要とする人にはおすすめできませんが、成人病を予防するなどの健康効果も高いので、自分の体調を見極めつつ、継続して飲んでいたいお茶ですね。