高齢者の介護予防として運動や体操を行うことがとても重要になります。
今は身体が元気でも、ちょっとしたモノでつまづいて転倒し介護が必要となる方も多くいます。
また食事中の誤嚥(ごえん)なども増えているんですよ。
そんなことで介護の身にならないように、普段の生活習慣に運動や体操を取り入れて、身体を整えて鍛えしっかり介護予防をしましょう。
また現在介護を受けている方もそれ以上悪化しないよう維持したり、また改善するようにしましょう。
もくじ
●高齢者の介護予防に運動や体操をしよう!転倒予防・認知症予防・誤嚥予防の動画11選!
■ティッシュ箱で転倒予防!
椅子に座りながらテッシュ箱を床に置いて運動をします。
ティッシュ箱を両足の間におき、またいだり、挟んだりしますよ。
股関節の可動域を広げたり、股関節周辺の筋肉を使います。
実際にものを使うことで足の高さを上げやすく、普段の生活でつまづきにくくなりますよ。
■転倒を防止する指の体操!
手指に負荷をかけて頭を使って動かすことで、血行がよくなり全身運動の効果があります。
意識が集中することで、日常の注意力が高まります。
転倒したときのための反射神経などが養われます。
■健脚体操!
転倒を予防するには、足の筋力と柔軟性が大切です。
椅子を用意していただき、後ろに立ちながら行います。
ゆっくりとした掛けがあるので合わせやすいですよ。
■転倒予防体操!
立ちながらと座りながらの2つのパターンがあります。
「水戸黄門」の曲に合わせて体操するので自然と身体も動きます。
楽しく体操ができますよ。
■タオルギャザーで転倒防止!
高齢になると姿勢バランスが悪くなるため、転倒のきっかけになりやすいです。
タオルをたぐりよせる体操の「タオルギャザー」は、タオルを足の指で握る、離すといった動作をすることによって感覚が鍛えられ転倒防止に役立つんですよ。
タオル1枚あればできる手軽さもいいですよね。
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■コグニサイズで認知症予防!
「コグニサイズ」とは、運動と認知トレーニングを食わ合わせた新しエクササイズです。
なかなか難しいんですが、有酸素運動しながら脳もしっかりと働かせるため認知症予防に効果が絶大なんですよ。
後半の「しりとり行進」は数人で楽しく行いましょう。
■認知症予防・やれちゃう体操
両手でグーチョキパーの体操をします。
左右を違う手を出さないといけないのでかなり難しいです。
はじめは出来なくて当然です。(私もなかなか出来ません。)
何度も繰り返し、頑張ることで脳も刺激されます。
■誤嚥防止の食前体操!
身体の体操も大切ですが、口の体操もとても大事なんですよ。
高齢になるとともに咀嚼の力も弱まってきます。
そうすると誤嚥の危険性も高まってくるんです。
お口の体操をして、いつまでも美味しく食べれるようにしましょう。
■パタカラ体操で口腔ケア!
高齢者の口腔ケアとしてとても適している「パタカラ体操」。
ポイントは1つ1つの音を破裂させるように勢いよく発声しましょう。
また表情も豊かになり、発声もハッキリとしてくるといった効果もありますよ。
「故郷(ふるさと)」の歌詞をパタカラにして歌うのもいいですよね。
・「パタカラ」で「故郷」を歌おう!はこちら
■O脚・失禁の介護予防体操!
両足のかかとをくっつけて足首を左右に動かします。
膝もくっつけて行うのでももの内側の筋肉もしっかりと使い失禁予防につながります。
ポイントはお腹に力を入れて行うこと。しっかりと意識しながら行いましょう。
■6つの体操で失禁予防!
踏ん張る力や腹筋、足の筋肉をつけてトイレに行くまでの力をつけます。
それぞれの体操がそれぞれの筋肉に働く役割がありますが、6つ全てを毎日するとなると気が重いという方は、今日は①と②の体操にしようと分けて行ってもいいですよね。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。
高齢になると「介護」の言葉が身近に感じてきますよね。
けれど、毎日のちょっとした運動や体操を行うことで介護予防ができるんですよ。
それぞれの動画を参考にしていただき、転倒や誤嚥、認知症予防などに普段から生活習慣の一部として取り入れてほしいと願います。