疲労してもいないのに、早朝にこむら返りを頻繁に起こすようになると糖尿病に気を付けたほうが良いかもしれません。
こむら返りを起こす原因が糖尿病にある理由や、糖尿病にならないように気を付けたい事を調べてみました。
もくじ
●こむら返りと糖尿病の因果関係
■糖尿病になると?
糖尿病になって血糖値の高い状態が続くと、全身の血管や神経を徐々に痛めていくんです。
その結果合併症として起こりやすいのが、「腎障害」「神経障害」「網膜症」です。
中でも神経障害は最も早く表れる自覚症状と言われているんですよ。
神経障害が起こると、末梢神経の働きが悪くなったり、しびれたり、痙攣や麻痺を起こしやすくなるんです。
■こむら返りが頻繁に起きるなら検査も必要
こむら返りは健康に問題のない人であっても起こる事がありますが、あまりに頻繁に起こるようであれば病院で糖尿病の可能性も含めて診てもらうほうが良いですね。
糖尿病の神経障害からくるこむら返りの特徴としては、激しい運動をした後のような場合ではなく、寝ている最中や、明け方など安静にしている時に起こりやすいそうです。
糖尿病患者さんの35%がこむら返りの自覚症状を体験しているそうなので、心当たりがある人は病院で精密検査をしてもらって下さい。
●こむら返りを起こした時の対処法
こむら返りを起こすと激しい痛みを感じると思いますが、痛い部位を強くさすったりはしないで下さいね。
ゆっくりと足を延ばして、足の裏を突き出すようにのばして下さい。
上体を起こして、少し前かがみにするようにすれば痛みは少し良くなります。
激しい痛みがましになってきたら、ひざを立てたままゆっくりと落ち着くのを待ってくださいね。
完全に足を伸ばしたり、急に動かしたりすると痛みが再発する可能性がありますので、ひざをまげた状態を維持してください。
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●糖尿病にならないようにするには
■糖尿病予備軍
糖尿病予備軍と言われる人は2000万人を超えているんです。
予備軍の間に生活習慣を改善して糖尿病にならないように気を付けたほうが良いですよね。
具体的にどのようにすれば良いのかご紹介します。
糖尿病の予防にダイエットは欠かせませんよね。
■野菜を取り糖分を控える
野菜を中心にした食事に変更してよく噛んで満腹を促す事がポイントなんです。
少量で満腹を感じられると一日に摂取する総カロリーを落とす事ができますよ。
意外と見落としがちなのは飲み物から摂取するカロリーなんです。
野菜ジュースは体に良いと思ってもカロリーを気にせず飲むと総カロリーが上がってしまいますので、カロリー表記をチェックして下さいね。
■炭水化物は控えめに
炭水化物は血糖値を上げやすい食べ物ですので、食べすぎないように気を付けたいですね。
蕎麦も血糖値を上げやすい食べ物の一つなので、覚えておくと良いかもしれません。
朝食をとらない人は、昼食を食べた時に血糖値が通常よりも上がりやすくなる傾向があるんです。
■規則正しい食生活
無理なダイエットをしたり、食事の回数を減らしてしまうと逆に太りやすい体質に変化してしまうので、1日3回を規則正しく食べるのもダイエットの秘訣なんです。
運動を取り入れる場合は、食事をしてから1~2時間後に早歩きのウォーキングをするのが最も効果的と言われています。
運動をしているとインスリンの働きがよくなるので、糖尿病にならない体作りをすることができるんでよ。
●まとめ
糖尿病の人や予備軍とよばれる人は、血管や神経が少しずつ傷つけられてしまうことで神経障害が起こりこむら返りを起こしてしまうんですね。
激しい運動をしてもいないのに、早朝などにこむら返りを頻繁に起こすようになったら精密検査をしたほうが良いと思います。
糖尿病にならないようにするには、適度な運動とダイエットが欠かせませんよね。
野菜中心の食事を1日3回規則正しく摂取することで糖尿病を予防して体質を改善することができるんですね。