寝ていると突然足に激痛が走る【こむら返り】を経験する人は年齢を重ねるごとに増えていくんです。
そんな場合の治し方や、痛みが続く時、残る時たの治し方についてお伝えしますね。
もくじ
●足がつるこむら返りの治し方
■まずは伸ばす
こむら返りが起こった時、あまりの痛みに強くさすってしまいがちですが、こむら返りの痛みを和らげるポイントは、温めて優しく伸ばすんです。
こむら返りが起こったら、親指を中心に足の先を大きくつかんでひざをゆっくりと伸ばしてくださいね。
体が硬い人や妊婦さんなどは手が届かない場合があると思います。
そんな時はタオルなどを足の裏にひっかけて伸ばしてみると良いですよ。
立ち上がれる人は足を地面につけた状態でひざを伸ばしたまま前屈するのも効果的です。
■温めながらが効果的
こむら返りは筋肉の疲労や、冷えから起こる場合があるので、冷えた筋肉を温めながらゆっくりとほぐします。
ふくらはぎだけではなく、足の裏、太ももの裏までゆっくりと温めながらマッサージをすると痛みが和らぐのが早くなりますよ。
●こむら返りが長く続く原因
こむら返りの痛みを早く取り除くには正しい対処法が必要なのですが、対処が正しくないと痛みが続いたり、繰り返し起こったりする可能性があるんです。
あまりの痛みに強くマッサージしすぎたり、筋肉の痛みを取り除くために冷湿布を貼ってしまったりしませんでしたか?
筋肉が強く収縮するこむら返りは筋肉を傷めてしまっているんですね。
痛めた筋肉を治す対処をしないとこむら返りの痛みが長引いてしまう原因となってしまうんです。
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●こむら返りの痛みを取る方法
痛めた筋肉を回復させるには血流をよくしてあげるのが効果的なんだそうです。
お風呂に入りながら軽くマッサージをするのも、温めて血行を良くしながら筋肉をほぐす効果が高いんですよ。
続く痛みを少しずつ良くする方法なので試してみてくださいね。
■湿布の種類は?
湿布を貼る人は、冷湿布と温湿布のどちらを貼ったら良いか迷ってしまいますよね。
冷湿布は急性の痛みや炎症の緩和に効果があり、温湿布は血行促進の効果があるんです。
こむら返りを起こす原因に血行が悪く冷えた状態がひきがねになる場合がありますので、温湿布で温めるのは効果的なのですが、筋肉を傷めて炎症を起こしている痛みになっている場合は冷湿布のほうが効果を発揮するんですね。
時と場合に合わせて冷湿布か温湿布かを使い分けて下さいね。
見極めが難しい場合もあるかと思いますので医師と相談すると安心です。
■それでも痛いときは?
また、痛みが3日以上強く続いたり、触ったり歩いたりするだけで激痛が走る場合は肉離れや筋肉断裂を起こしている可能性があるんです。
放置するのは危険な状態になっているので、病院へ行き診察してもらって下さいね。
●まとめ
こむら返りが起こった時は落ち着いてゆっくりとふくらはぎの筋肉を伸ばしてあげると痛みが和らぐんですが、正しい対処法をとっていないと痛みが長続きしたり繰り返したりする場合があるんですね。
痛めた筋肉を治すために温めて血流を良くしたり、ゆっくりとしたマッサージを足全体にほどこすと痛みが和らいで回復に向かうんです。
何日も激痛が続いたり、立ったり歩いたりができないほど痛い場合は筋肉断裂や肉離れを起こしている可能性があるので医師に診てもらって治療してくださいね。