クコの実の戻し方ってわかりますか?
クコの実は、スーパーで袋詰めで売っていて、そのままでも食べれるんですが、ちょっと固く、戻し方によっては数段と食べやすくなりますよ。
他にも妊婦さんが注意したほうが良い副作用などもあるので戻し方や食べ方とあわせて調べてみました。
クコの実の戻し方
戻し方1
クコの実を水で軽く洗って、そのあと熱湯をかけ消毒します。
ふたのある容器も熱消毒しておき、その容器の中にクコの実と水を入れます。
日持ちさせるため、お酢を少し加えておくと、冷蔵庫で1週間くらいは持ちます。
だいたい2〜3時間くらいで戻りますよ。
戻し方2
戻し方1と同じく、クコの実と容器を熱湯で消毒するまでは同じです。
そして、水ではなく酒類やお酢などで戻します。
酒類にしても、お酢にしても、冷蔵庫に保存しておけば、やはり日持ちします。
ワインなどに漬けると、風味がよくなり食べやすくなります。
お菓子作りにもいいですね。
ワインに漬けてみたいけれど、お酒が弱くて、という方は、予めワインを煮立ててアルコールを飛ばしたものを使うといいですよ。
戻し方3
食材と一緒に入れて戻してしまう。
例えば、キュウリ、なすなどの浅漬けにクコの実を入れるとか、
またレモンなどのシロップ漬けに入れるなどです。
赤い色が鮮やかなクコの実が、より一層その品を引き立てますよ。
以上、3種類の戻し方を紹介しました。
戻し方を紹介したところで、私が気になるオススメの食べ方と、注意したい妊婦さんの摂取量も紹介します。
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クコの実の食べ方
ヨーグルト
食べ方として一番手軽く、毎日クコの実を取り入れたいようであれば、朝のシリアルに加える、または、ヨーグルトに加える、といったものでしょうか。
私はヨーグルトを毎朝、健康維持のため食べているのですが、戻したクコの実を少量のせて食べています。
白いヨーグルトに真っ赤なクコの実が2、3粒でものせてあると、なんだかかわいらしく感じられたりもしますよ。
お菓子にも
あとは、クッキーやパウンドケーキなどのお菓子作りの材料としていれてみるとか、先ほど紹介した、浅漬けやシロップ漬けが定番といったところでしょうか。
でも、食べ方に間違いはありません。
夕食のおかずの一品にちょっと添える、混ぜるなどすればいいことですよね。
こんな簡単なことで、豊富な栄養が摂れ、体の健康維持に役立ち、また女性には美容にもいいとされるなんて、本当にクコの実ってすばらしい食材です。
妊婦が注意すべきクコの実の副作用とは?
クコの実の成分として「ベタイン」というものがあります。
「ベタイン」は消化を促進して、肝臓に脂肪がたまるのを防ぎ、血液を酸性からアルカリ性に変える働きがあるので、疲労回復に効果があると言われています。
また、甘味や旨味に関わる成分なので食品添加物として使われたりします。
この「ベタイン」が、妊婦さんに副作用があるため、摂取は控えたほうがいいといった情報が多くあります。
どんな副作用が起こりうるのかというと、吐き気や嘔吐、また女性に関しては、月経促進や人工中絶薬の作用をするといったものでした。
怖いですよね。
でも調べてみると、この「ベタイン」は植物や海産物に含まれていて、例えばエビやカニ、ほうれん草にも多く含まれているんです。
特に、ほうれん草なんていったら、身近に摂取しているもので、鉄分が多く含まれ、妊婦さんは進んで摂っている食材ではないでしょうか。
妊婦さんは赤ちゃんに栄養素を送るために血が薄くなるため、貧血にもなりやすいんです。
私自身も、妊娠中ずっと貧血ぎみでほうれん草やレバーをよく取り入れていました。
そんなほうれん草の中にも「ベタイン」が入っているなんて、全く知りませんでしたし、副作用があるため、摂取を控えてなんて、言われたこともありません。
それに、クコの実は中国で昔から漢方薬として使われ、体にいいものとして妊婦さんにも食べなさいと言われるほどです。
だから、必ずしも、妊婦さんが摂取してはいけないとも言いきれません。
しかし、必要以上の摂取は控えた方がいいと思いますし、妊娠中の体は通常の体とは異なるため、気になる方は少なめにしておくと安心かもしれませんね。