デイサービスで行う高齢者の運動会の種目競技って何があるんだろう?
5月や10月の運動会の季節がやってくると、用意する職員の方は毎年悩みますよね。
高齢者には車椅子の方も多いため、運動会の種目競技にも制限が出てきてしまいます。
まず大前提として、
・誰でもできる事。
・危なくないもの。
・みんなでできるもの。
が挙げられます。
デイサービスとゆうことで、室内でもできる種目競技をまとめてみました。
もくじ
●デイサービスで行う運動会の種目競技って何がいい?
■玉入れ
足が不自由な方が多い場合は手を使ったゲームがいいですよね。
意外と施設内ではできないと思ってしまう「玉入れ」なんかもいいですよ。
別にかごが高くにある必要はありません。
車椅子や椅子を円に並べて中央にかごを置き投げ込むだけでもいいですよね。
■輪投げ
また「輪投げ」もいいです。
椅子等を並べて、遠い方が点数が高くなるというようなルールを作ったら面白いですよね。
玉や輪っかは新聞紙などで作れば経済的ですよ。
また、玉を転がす「ボーリング」や玉を投げて得点を競う「ストラックアウト」も楽しいです。力が弱い高齢者の方ができるように、倒れやすい人形や軽いモノを使うといいですね。
また転がす、投げるじゃなく、蹴ってもいいですよね。
ストラックアウトの動画 ↓
■大玉送り
椅子に並んで座り、大玉を頭の上で送って行きます。
バランスボールを使うとそんなに重たくなくもないし、柔らかいので安心ですよね。
施設の大きさなどで配置は考えるのがいいでしょう。
■パン食い競走
運動会といえばパン食い競走も目玉競技の一つですよね。
パンの吊るす位置も車椅子の方が座りながら口でくわえる高さにあれば行うことが可能です。
そのパンはおやつにしちゃいましょう!
■綱引き
「綱引き」と言っても大綱引きではなく1対1で行います。
紙紐を互いにくぐらせて引っ張ります。
切れた方が負け。力の入れ具合と駆け引きの勝負ですよ。
勝った人が多いチームが勝ちですよ。
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■スプーンリレー
やはり運動会と言ったらリレーでしょう!
しかし足の不自由な方がいらっしゃるのでただ走るわけではありません。
「スプーンリレー」の要領で歩ける方には歩いてもらい、車椅子の方には職員さんに押してもらいます。
コーナーが一つあると面白いので入れたいところですね。
ただボールを落とすと拾うのにも大変な方もいらっしゃるので、ボールとスプーンをけん玉のように紐で繋げておくのもいいでしょう。
スプーンじゃなくてもお皿と風船などでもいいですね。
■ボールリレー
タオルとボールを使って「ボールリレー」をします。
急いで、でも慎重にボールを次の人に送らないといけない緊張感、赤白対決となるととっても盛り上がりますよ。
■物送りリレー
ボールじゃなくてもリレーができます。
一列に並んで座ってもらい、ロープをもってもらいます。
トイレットペーパーの芯を通して早くゴールできたら勝利!
この「物送りリレー」なら、落ちる心配もなく誰もができますね。
■グランドゴルフ
「グランドゴルフ」は高齢者の方が大好きですよね。
室内でも可能です。
ホールインワンを狙って得点を競いますよ。
■借り物競走(職員編)
「借り物競走」は高齢者の方がするのは大変なので、職員が行って高齢者の方から物を借ります。
紙に借りるものを書いておきます。めがね、ハンカチ、杖、靴下など。
高齢者の方も進んで「ここにあるよ~」と声が響くので楽しいですよ。
■新聞落とし
ロープに新聞の切り端をひっかけます。
それをうちわをあおって落としますよ。
■釣り
お子さんが遊ぶような紙にクリップを付けた魚に磁石のついた竿で釣る「魚釣りゲーム」も定番ですね。
どんなゲームでもそうですが、幼稚園児やお孫さんなどと一緒にやるのは盛り上がります。
予算の関係もあるしょうが、安いものでもいいので景品を付けるとさらに盛り上がりますよ。
今は100円均もあるので安く済ませることも出来ますよね。
以前私の町内の敬老会でも景品に100円均一の商品を差し上げたら、とても喜んでいました。
また釣りといっても、紙袋を無造作に置いて、取っ手の部分をひっかける釣りも楽しいです。
中にはやっぱり景品と得点の書いた紙を入れておけば、紅白対決できますよね。
●まとめ
お年寄りの方は足の不自由な方がいらっしゃる場合があるので、簡単で、車椅子に座っても出来る競技種目が多いといいですよね。
室内でもできるような輪投げや釣りもいいですよ。
またお孫さんたちと一緒に行えたり、また景品がもらえたりすると嬉しいものです。
年に1度の運動会。いっぱい笑って楽しい思い出になるようにしたいですね。