洗濯をする時に、衣類の種類や色物によって仕分けしてから洗濯しているにも関わらず、一緒に洗ったタオルから色移りしてしまう場合がありますよね。
色移りに気づいたらすぐに洗い直して色移りを落とすと良いのですが、より色移りを落とす方法をご紹介します。
洗剤や水の温度など洗い方のポイントを押さえて色移りを落として下さいね。
もくじ
●色移りしてしまった時の落とし方
気を付けて洗濯しているつもりでも、思わぬところから色落ちして、一緒に洗っていた洗濯物に色移りしてしまう事はありますよね。
特に綿、タオルなど天然素材からの色落ちや、色移りはよくあります。
そんな時に色移りしたタオルをきれいに洗う方法をご紹介しますね。
■乾く前に洗い直そう
色移りしたかどうか気づくのは、洗った洗濯物を干すために洗濯機から出した時だと思います。
色移りしていると気づいたら、すぐに色を落とすためにもう一度洗う準備をして下さい。
色移りしたまま乾かしてしまうと、色移りが定着してしまいます。
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■つける洗剤の濃度
洗濯の時に使った洗剤と、色ものでも使える酸素系漂白剤を合わせて使います。
洗剤は2~3倍の濃度にして下さい。
酸素系漂白剤は、タライにキャップ1杯程度使います。
■使用する水の温度
お風呂の残り湯でも大丈夫ですので、水温が40℃以上の状態で洗って下さい。
洗剤は水温が高いほうが汚れを落とす効果を発揮してくれるので、可能であれば50℃程度のお湯を使って下さい。
ただ、衣類によっては熱いお湯に適してない場合もありますので、ラベルで温度の確認をしてから漬け洗いして下さいね。
■つけおき洗いをする時間
つけ置く時間の長さは人によって様々だと思いますが、一晩置いてから翌朝水洗いをすると色移りはよく落ちますよ。
■色移りしたタオルを洗う時の注意点
シルクなどのデリケートな素材の場合は、洗剤や温度で傷んでしまう可能性があるので、傷まないかどうかラベルをチェックし、専門の方に相談して下さいね。
他の衣類からの色落ちで染みついた場合は、濃いめの洗剤のお湯洗いで落とせる場合が多いのですが、1つのタオルの一部分から色落ちして、それが広がった場合は、洗い直しで更に色落ちが広がってしまう可能性があるので専門の方に相談して下さい。
●まとめ
洗濯した時に濃いタオルから色落ちし、他のタオルに色移りしてしまった場合は、乾いて色移りが定着してしまう前にもう一度洗って下さい。
洗うポイントは、濃いめの洗剤にして、水温を40℃以上のお湯にすると色移りした汚れがよく落ちると思います。
洗剤は洗濯に使った一般的な洗剤と、色ものに使える酸素系漂白剤を合わせて使用すると汚れがよく落ちますよ。
タオルの色移りはよく起こるので、色移りが定着してしまう前に自分で対処できると汚れが落ちやすくて安心ですね。