また子供や幼児は特に注意が必要で、はやり目は感染力が強いため大人にもうつりますよ。
6月後半に入ると夏のプールが園や学校で始まり、プールという言葉を聞いただけで、子供たちもワクワクするようです
その楽しいプールなんですが、感染症であるはやり目に注意が必要になってきます。
初期症状から対処法まで調べてみました。
もくじ
はやり目の初期症状と潜伏期間は?
はやり目の初期症状は?
はやり目の初期症状は、主に大量の目やにや充血です。
またかゆみや、まぶたの裏側がゴロゴロとしたり違和感があることもあります。
それに耳の穴の前にあるリンパ節も腫れるため、押さえると痛みがあります。
症状が悪化するとむくみや膿のような目やにが出てくることもあります。
はやり目の潜伏期間は?
潜伏期間は7日から14日と長く、完治にも10日から14日が必要とさてれいます。
ですから他の結膜炎ならば2、3日で症状が軽くなっていくのに対し、1週間以上も症状が続いていたならば「はやり目」と診断されるようです。
実は怖いはやり目
はやり目と聞くとプールが感染源だったりするため、子供や幼児がかかる病気な気がしていまたが、大人にもうつります。
ですから子供が感染していてお世話してる間に、母親がうつってしまったことなんてよくある話です。
そして、子供でも大人でも症状も同じです。
しかし、子供や幼児乳児はまだ抵抗力が弱いため、重症化する可能性もあるため大人より注意が必要ですよ。
重症化すると視力低下を招くこともあります。
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はやり目って何?治療法や予防の注意点は?
そもそもはやり目とは?
「はやり目」とは流行性角結膜炎で、風邪のウイルスの一種であるアデノウイルスによる感染で起こる結膜炎です。
感染力が非常に強く、家庭内感染、また園や学校での集団感染の危険があり、感染が広がると学級閉鎖に及ぶこともあります。
また学校保険安全法で「はやり目」と診断された場合は、登園・登校が禁止されています。
そして、治ってきても勝手に登園・登校はしてはいけません。
登園・登校ができるかどうかは医師が判断します。
プールも医師が許可するまで入れませんので注意が必要です。
治療方法
まず、はやり目の症状らしきものがあればすぐに病院にいくことです。
園や学校でもかかっている子がいないかの情報もあれば、なおいいですよね。
しかし、はやり目(流行性角結膜炎)の特効薬は残念なことに今現在はないそうです。
ただ病院に行くと症状を和らげたり、二次感染を防ぐための目薬を処方してくれます。
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そして本人で出来る治療方法としては、ウイルスに対しての抵抗力をつけるため、しっかり睡眠をとり、また栄養のある食事などで十分休養することです。
はやり目の感染力と生活の注意点
はやり目の感染力が非常に強いことがわかりましたね。
そのため、片方の目から発症してももう片方の目も感染ってことはよくあること。
そして、もっとも気をつけたいのは他の人にうつしてしまうことですね。
空気感染はしないもののウイルスがついた手でモノを触ると、そのモノをとおして感染してしまいます。
ですから極力目を触るのことは控えて、もし触ってしまったなら手を洗うなど心がける事。
その手洗いも、常日頃の手洗いより数倍時間をかけて洗いウイルスを洗いながすよう丁寧にすみずみまで洗う事です。
それから、タオルなども絶対に共有してはダメです。
またお風呂は感染している者が最後に入るようにし、洗濯物もわけて洗うなど徹底した方がいいです。
子供や幼児は一人でお風呂に入らさせるわけにはいかないので、できる範囲でしましょう。
直接目にふれたタオルなどは煮沸消毒するといいですよ。
予防方法
「はやり目」にかからないためにも、日頃からの予防が大切となってきます。
予防方法は、風邪と同じく手洗いとうがいが基本です。
園や学校から帰って来たら、一番に手洗い、うがいをすることを習慣づけたいものですね
まとめ
はやり目はただの結膜炎ではないことがわかりました。
感染力も高く、学級閉鎖を引き起こすほどの病気だったんですね。
目やにや充血などの初期症状が見られた場合は病院へ診察に行くことが大事です。
予防法は風邪と同じ「手洗いうがい」なので、日ごろから習慣づけたいですね。