高齢者の介護は皮膚の剥離に注意!原因や予防と対策は?

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スクリーンショット_072216_085649_PM高齢者を介護している時は態勢を変える手伝いをしたり、移動や入浴の介助があります。

気を付けていても摩擦から皮膚剥離してしまう事があるんですね。

どのような場合に皮膚の剥離を起こしやすいのかや、剥離を起こさないためのアイディアや方法をご紹介します。

もし皮膚が剥離を起こしてしまった時にはどのように傷口を治療して、おすすめの傷口をケアするグッズもご紹介しています。

●皮膚の剥離が起きやすい原因と、予防と対策

■着替えをしている時

表皮剥離は皮膚と物との摩擦で起こる事が多いんです。

着替えは皮膚と衣服との摩擦が起こりやすい場面ですよね。

頭からかぶるような脱ぎにくいタイプの衣服やパジャマを着用している時に強い摩擦が起こって表皮剥離が起こりやすいんですよ。

【予防と対策】

介助を必要としている人の中には筋肉の萎縮や、麻痺を抱えている事もあり手足をしっかり伸ばしたり縮めたりする事が難しい場合がありますよね。

そのような場合は前開きの衣服や、伸縮性のある衣服を着用していると解除する人が脱着させやすいんです。

夏場になると汗をかいて皮膚と衣服の摩擦がより強く起こってしまうので、肌触りや滑りの良いタイプの素材でできた衣服を着用すると良いですね。

■入浴介助の時

入浴介助をしている時にはお湯で皮膚が更に柔らかい状態になってしまいますね。

入浴できない人でも暖かい濡れタオルで体をふくのでタオルと皮膚に強い摩擦が発生します。

このような状況では介助する人の手の力が少し強いだけで皮がめくれたり、湯船などに強く当たっただけで皮がめくれたりします。

【予防と対策】

身体をタオルで拭く時はこするのではなく、ぽんぽんと抑えるようにして拭くと良いですね。

入浴の場所はプラスチックなどでできた製品が多いですが、木製の椅子を使ったほうが表皮剥離は起こりにくいと思います。

背もたれは皮膚と広く接して剥離の原因になる恐れがあるので、背もたれのない木製の椅子を使って後ろから支えてあげるのが良いですよ。

■治療やオムツ交換で体を支えた時

治療中オムツ交換の介助をした時は、体重を支えるために腕から手の甲や背中に強く力を入れてしまいがちですよね。

力が一点に集中してしまうと表皮剥離を起こしてしまいます。

オムツ交換の時には特にお尻のあたりにある骨部分を覆っている皮膚が表皮剥離を起こしやすいんですって。

手の甲は点滴などの跡から内出血が残りやすく、こちらも表皮剥離をおこしやすい部位ですね。

【予防と対策】

表皮剥離は体重を支えたり移動させたりする時に一度に大きな力が加わる事で起こりやすいんです。

治療やオムツ交換で体制を変える時は一度に大きな力が加わらないようにベッドの上に1枚バスタオルやタオルケットなどをひいておくと良いですよ。

下のタオルをゆっくりともちあげる事で体全体を支えながら姿勢を変える事ができるので力が分散されて表皮剥離しにくくなりますよ。

■車いすなど使用頻度の高い家具との摩擦時

トイレの手すりで腕を摩擦したり、車いすを自力でこいだ時などに腕に強い摩擦が起こる場合がありますよね。

特に車いすを自分で操縦する人タイヤ部分で手首を損傷する場合が多いそうです。

ダイニングテーブルの角にあたって表皮剥離を起こす人も多いですね。

【予防と対策】

家具の角など強く当たりそうな所には柔らかく厚みのあるテーピングをしたり、目立つ色をつけて注意を促したりしますよね。

身体にできる予防としては、アームウォーマーレッグウォーマーを使って皮膚を覆うと良いですよ。

暑い時期には蒸れやすいですし、交換や換気など目が行き届かない事が心配ですよね。

そのような場合にはストッキングが良いんですって。

皮膚表面の状態を目で確認もできますし、皮膚と家具が直接当たらないので表皮剥離を起こしにくいんです。

ストッキングは使いやすい長さに切ってから使うのが良いですね。

■転倒してしまった時

高齢になってくると歩いている時につまづいて転倒したり、自転車で転倒する場合が多いです。

一点に体重が集中した場合には表皮剥離の傷が深く皮の再生に時間がかかりますね。

転倒した場合などは擦り傷と表皮剥離が広範囲に及ぶ事が多くて傷口を覆うのが大変なんです。

【予防と対策】

外出する時には歩きやすい靴、長ズボン、長めの靴下などを着用して皮膚の露出を控えたほうが擦り傷や表皮剥離を作りにくいですね。

転倒した時にはとっさに手をついてしまいますので、手のひらを覆う厚みのある手袋などを着用していると体重を支えた時の表皮剥離を軽減する事ができますよ。


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●皮膚が剥離した時の治療法とおすすめグッズ

皮膚が剥離してしまった時に、はがれそうな皮膚は切り取らないで下さい

また、傷口は消毒液を使わずに、表面についた汚れを水で洗い流して下さいね。

表皮がはがれた時には空気と触れる事で傷みを伴いますので、傷口に空気が触れないような手当をします。

湿潤治療(しつじゅんりょうほう)といって、傷口に外から細菌が入らないように覆い、傷口を乾かさないようにして治療します。

湿潤治療におすすめのグッズをご紹介しますね。

■キズパワーパッド

キズパワーパッドは傷口をしっかりと覆える大きさのものを選んで下さいね。

清潔に水洗いした傷口を覆って人間が持つ治癒の力を高めてくれるんです。

自宅でケアできるほどの大きさであればこちらがおすすめです。

身体の部位に合わせた形状が販売されているので怪我をした場所に合わせて購入して下さいね。

 

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■プラスモイスト 絆創膏

じくじくした傷口から出る浸出液は吸収してくれて、傷口にはくっつかない絆創膏はこちらがおすすめです。

傷口にくっつかないのではがす時の痛みが大幅に軽減する事ができますよ。

大きさに合わせて切ることができるので便利ですね。

 

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■包帯

綿100%で作られていて肌触りが良いのに、しっかりとした弾力性もあり傷口をしっかりと抑える事ができますよ。

高齢者の表皮剥離はテープを使ってガーゼなどを固定すると、テープをはがす時などに再び剥離する場合があるのでテープを使わずに包帯で固定するんです。

身体に優しい素材で作られた包帯なので長く皮膚に触れても安心ですね。

 

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●まとめ

高齢になってくると皮膚が薄くなっていき、強い摩擦が起こった時に皮膚が剥離してしまうんですね。

日常生活において剥離しやすい状況と、その予防についてご紹介しました。

剥離が起こらないよう、一点に強い力が加わらないように気を付けたいですね。

また、皮膚の剥離が起こってしまった時の治療法や治療に役立つグッズをご紹介しました。

乾燥させずに皮膚を覆って治療すると良いんですね。

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いかがでしたでしょうか?参考になれば幸いです


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