皮膚がまだしっかりと成長していない赤ちゃんや子供の皮膚はとても弱いので、湿疹やかぶれなどのトラブルが起こりやすいですよね。
赤ちゃんに起こりやすい肌トラブルの原因と対策をご紹介しますので辛い症状を改善して下さいね。
また敏感な赤ちゃんでも使える市販薬も合わせてご紹介しますね。
子供から大人まで使える安心な市販薬でトラブルを改善できると良いですね。
もくじ
●皮膚が弱い赤ちゃんに起こる症状と市販薬の紹介
■脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)
生後3~4ヵ月の赤ちゃんは大人に比べて皮脂の分泌が盛んな上に、毛穴の発達がまだ未熟なために皮脂が毛穴に詰まりやすいんですね。
赤ちゃんの頭皮にかさぶたのような固まりができてしまう事がありますよね、これが脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)なんです。
首から上にできるのが特徴で、頭やおでこ、ほっぺたなどに多く現れます。
アトピー性皮膚炎とは違い痒みがありません。
改善策としては、皮脂の汚れをしっかりと落として清潔な状態を保つ事が大切なんですね。
かさぶたになっている部分は決して無理にはがしたりしないで下さいね。
入浴前にベビーオイルやワセリン、オリーブオイルなどを塗って患部を柔らかくしてからベビーソープで優しく泡で洗ってあげるだけで良いんです。
一度でかさぶた部分を取り除くわけではなく、皮膚を清潔に保つために洗いますよ。
■脂漏性湿疹におすすめ市販薬は?
脂漏性湿疹におすすめの市販薬は、患部を柔らかくして保湿してくれるベビーローションです。
ミネラルを豊富に含んだ天然水をベースに潤い成分を配合しているので、赤ちゃんにも安心して使う事ができますよ。
人間の皮脂に最も近いと言われている馬油も含まれているので、赤ちゃんの肌にもしっかりとなじんで潤いを閉じ込めてくれるのが嬉しいですね。
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■赤ちゃんの皮膚の乾燥
生後6ヵ月頃を迎えると、赤ちゃんの肌はしだいに乾燥し始めます。
赤ちゃんの肌は大人よりも水分が蒸発しやすく、すぐにカサカサになってしまうんですね。
乾燥することで皮膚がつっぱったり、カサカサしているところに爪などで傷をつけてしまうと小さな傷口から感染症を起こしてしまって湿疹や怪我になる事もあるんです。
改善策としては普段からスキンケアをしっかりと行い、ベビーオイルや保湿剤を1日に数回塗ってあげると良いですよ。
特にお風呂あがりは乾燥が進みやすいので、お風呂あがりはすぐに塗ってあげたほうが良いですね。
■皮膚の乾燥におすすめ市販薬は?
乾燥肌な赤ちゃんにはこちらのローションをおすすめします。
防腐剤無添加なので安心して赤ちゃんに使う事ができますよ。
保水力の高いヒアルロン酸がたっぷりと含まれているので水分を逃しません。
低刺激で、付け心地もサラリとしているので一日に何度も保湿するような場合にはおすすめですよ。
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■乳児アトピー
アトピー性皮膚炎への最も大切な対応は、皮膚を清潔にして保湿剤で体内の潤いを守るという事なんですね。
朝、昼、入浴後など一日の間に定期的に塗るのがおすすめなんです。
ローションと軟膏を使い分けて保湿しても良いですよ。
日中活動している間はローションでさっと保湿して、お風呂あがりの夜などはじっくりと保湿できる軟膏を使うのがおすすめですね。
ステロイドが含まれている外用薬を使う事に心配のある人も居ますが、辛い痒みやじくじくとした炎症を起こしている時はステロイド剤も併用してしっかりと治して、炎症が静まったら保湿に切り替えるという使い分けが大切なんです。
改善策としては、対策を忘れがちな食事前のケアをおすすめします。
赤ちゃんは食事の時に口のまわりがとても汚れますよね。
触れた食べ物の影響によりアゴの部分がただれたり赤くなったりしてしまいます。
そうならないために食事前の保湿が大切なんです。
手や口まわり、首のあたりまでしっかりと保湿して外的刺激が少なくなるようにケアしてあげて下さいね。
■乳児アトピーにおすすめの市販薬は?
ヴァセリンは皮膚の表面をしっかりと包んでくれるので外的刺激を抑える事ができるんです。
低刺激なので赤ちゃんにも使う事ができますし、唇まで塗っても良いんですよ。
無香料・無着色・防腐剤無添加なので安心ですね。
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■おむつかぶれ
排泄物による蒸れや汚れが原因となってお尻がかぶれてしまいますよね。
赤くなったり、湿疹になったり、ただれたりします。
炎症を起こしている部分は決してこすらないで下さいね。
清潔を保つためと思っても強い洗剤を使って洗うのも逆効果なんです。
ぬるま湯でやさしく汚れを洗い落とす感じで流すと刺激が少なく汚れを落とす事ができますね。
改善策としては、しっかりと保湿したり、軟膏を使って外的刺激から守ると良いですね。
おむつをまめに交換して乾燥した状態を保つ事も大切ですね。
■おむつかぶれにおすすめの市販薬は?
赤くただれた赤ちゃんのおしりの汚れを落とすのは大変ですよね。
そんな時には薬用清浄剤のサニーナをおすすめします。
おしりを拭く時の痛みを抑えて、おしりを清潔に保つ効果があるんですよ。
ただれが早く治す事ができて赤ちゃんのおしりに嬉しいです。
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■あせも
赤ちゃんは大人に比べて汗腺などの発達が未熟で詰まりやすいんです。
汗をかいた時に上手く排出できずに、皮膚表面にたまることであせもが起こるんですね。
赤い湿疹ができたり、白っぽく水ぶくれのような症状を起こす場合もあるんです。
赤い湿疹の場合は痒みを伴う場合が多いんですね。
小さい赤ちゃんはカミソリのように薄い爪でひっかいてしまう恐れもあり、爪で傷ついた肌が化膿する事も少なくありません。
改善策としては、赤ちゃんの爪をしっかりと丸く切って傷つけないように気を付ける事と、関節部分などをまめに水洗いする事が痒みを鎮めてくれますね。
かゆみ止めの外用薬を併用すれば辛い痒みを更に抑える事ができますよ。
■あせもにおすすめ市販薬は?
あせもや湿疹には古くから桃の葉のエキスが治療に使われてきたんです。
肌あれを防いで滑らかにしてくれる効果があるんですって。
無着色・無香料・ノンアルコールなので赤ちゃんから使えるローションなんですよ。
大人も子供も使えるので、適量を手に取って赤ちゃんの気になる部分に塗ってあげて下さいね。
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●まとめ
赤ちゃんの肌はとても薄くて潤いを逃しやすい性質があり、しっかりとした保湿が必要なんですね。
様々な原因からくる赤ちゃんの肌への乾燥や外的刺激を防いで症状を和らげる事ができる市販薬も合わせてご紹介しました。
潤いが逃げやすい赤ちゃんのお肌をしっかりと保湿してあげる事で赤ちゃんの肌を守ってあげて下さいね。