デイサービスでも行われている高齢者の脳トレーニングの一つとして、簡単な「手遊び」がありますよね。
「手遊び」は手指の運動としてリハビリ効果があり、また手先や頭を使うことで脳を活性化させ認知予防に役立つことが実証されているんですよ。
そして「手遊び」は一人で行うこともできる手軽さと、逆に複数人で行うことでコミュニケーションが生まれたり、また出来たことの喜びを共感することもできる要素を持っている素敵なレクリエショーンになるんです。
高齢者の方に楽しく行ってほしい「手遊び、指体操、お手玉やあやとり」の動画を集めてみました。
●高齢者の脳トレ!手遊びレクリエショーン動画13選
■手遊び「おちゃらかほい」
二人で向き合って手遊びをしますよ。
二人の呼吸を合わせてリズムよく行います。
途中ジャンケンをして勝ったか負けたかの判断も必要になってくるので脳トレにも最適ですよね。
■手遊び「せっせっせのよいよいよい」
2人で行うのが定番ですが少しアレンジしてあり、みんなで一つの輪に座って手遊びをしますよ。
みんなで「茶摘み」を気持ちよく歌うことでストレス発散になったり、喉や口の周りの筋肉を鍛えることで口腔ケアにもつながりますよ。
みんなで楽しめることがいいですよね。
また、叩く箇所をひざだけでなく、肩やお腹など変化させると、覚える必要が増え脳への刺激にもなります。
■手遊び「いとまきまき」
「いーとーまきまき いーとーまきまき ひいーてひいーてトントントン」と心地よい音程に合わせて手遊びをします。
腕を回す、手をたたくなどの動作が固くなった筋肉をほぐします。
■手遊び「雨ふり」
この「雨ふり」動画は指中心の手遊びにしてあります。
手指で雨を表しながら、動作を変えていきますよ。
指のリハビリとしてすごくいい運動になります。
■手遊び「魚名で数え歌」
1は「いわし」、2は「にしん」、3は「さんま」、4は「しゃけ」、5は「くじら」
と、指を立てる本数を増やしながら手遊びします。
そして合いの手が意外と重要で「グングンチャッチャ グングンチャッチャ・・・」「ホッ」とちょっと笑えるようなものにして、その場を楽しく和ませてくれる役割をします。
この合いの手をおもしろおかしく変えてるのも、手遊びを楽しくさせるコツですね。
■手遊び「ずいずいずっころばし」
ずいずいずっころばしは、3~4人でする手遊び。
指の運動としては少しもの足りませんが、歌とコミュニケーションを図るにはいい手遊びです。
懐かしい気持ちになるんではないでしょうか。
■脳トレ指体操「うさぎとかめ」
「もしもしかめよ」のうさぎとかめの歌に合わせて指体操をしますよ。
数字の歌に置き換えて指を立てたり折ったり。
ゆっくりのテンポから初めて、慣れてきたら少し早めていっても。
脳トレのためにも利き手じゃない方でも体操してみましょう!
■指体操レクレーション
毎日でも行いたい指体操。
手指の基本体操として、最適な動画です。
指折りが左右違うだけでとても難しく感じますが、難しく感じることが脳トレにすごくいいんですよ。
■顔タッチ4動作
司会の言った頭、耳、鼻、あごの4つの部位を手で押さえていきますよ。
慣れたら、今度は頭は1、耳は2、と数字に置き換えて行います。
脳もフル活用で手遊びです。
楽しいですよ~!
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■脳トレゲーム 手拍子で覚えよう!
司会の言った単語を、自分の手拍子のあとに続けて単語を輪唱します。
覚えておきながらリズムに合わせて答えなきゃいけないのは、私でも「あれ?単語なんだっけ?」といった感じになります。
脳が活性化して思い出そうと必死になります。
高齢者の方なら、動物、野菜など覚えられやすいものから始めるといいですね。
レクリエーションとしても面白く、覚えなきゃいけないという脳への司令が認知症予防に効果絶大ですよ。
■手拍子に合わせて手遊び体操
手拍子に合わせて手を動かし体操をします。
「トントン アハハ」とリズムよく行いますよ。
一連も動作を覚えるだけでもけっこうな脳トレになりますね。
そして出来たときの楽しさをみんなと共有することも大切です。
■お手玉遊び
お手玉は脳の活性化にとても有効で、認知症予防やうつ症状の改善に効果があると実証されているんですよ。
とくに効果的に脳を活性化させるには利き手でない方からお手玉を始めるといいそうですよ。
普段、右手で投げて左手で受けるのなら、逆に左手で投げて右手で受けるということです。
やり慣れていない手でお手玉をすることで脳がとても活性化します。
ぜひ、やってみましよう!
■お手玉「あんたがたどこさ」
わらべ唄の「あんたがたどこさ」に合わせてお手玉遊びをします。
「さ」の音で、お手玉を上に投げて受けます。
唄にあわせてリズムをとり、手首の運動、そして歌いながらできたら咀嚼リハビリにもなりますよ。
馴染みの深い唄で、童心にかえって遊べます。
■大勢でお手玉「あんたがたどこさ」
こちら「あんたがたどこさ」は数人で行います。
みんなで輪になって座り「さ」の音のときに、隣の人にお手玉を渡しますよ。
はじめはゆっくりペースで慣れてきたら少しスピードを早めても楽しいですよね。
■スカーフ&お手玉
ちょっと難易度が高い「スカーフ&お手玉」です。
右手にお手玉、左手にスカーフを持ち違った動作を行いますよ。
右手のお手玉は上に投げて受ける、これだけなら動作は出来るんですが、左手のスカーフの動作を加え変化させることで頭が混乱します。
左右で違う動きをするという難しい動作が脳への強い刺激になり、脳を活性化させます。
落としたり、当たったりしても平気なお手玉やスカーフで行いますよ。
■折り紙
認知症予防に得られる効果が高い折り紙。
細かい作業を手先を行い、脳で考えながら折ります。
でも、高齢者の中には手指をうまく動かせない方もいらっしゃるのでそんな場合は簡単な一部を折ってもらう、または折り終えた折り紙で遊ぶなどでもいいと思います。
今では折り紙も百均などでとてもキレイな柄なものもありますね。
そういうものを使えば視覚的にも楽しめますよ。
自分の手で折ったお相撲さんを土俵に立たせて遊びます。
楽しい折り紙
■あやとり
あやとりは紐1本あればできる「手遊び」ですので、用意がラクですよね。
指先を器用に動かしながら、紐をすくいとり形を作ります。
出来上がったときの達成感はひとしおです。
■糸巻きでレクリハビリ
手づくり競馬を作って手遊びしますよ。
糸を巻きつけていく、指の運動です。
競い合うことで、より張り合いが出て盛り上がりますよ。
トーナメント制で優勝者を決めるのもいい楽しいですね~。
●まとめ
いかがでしたでしょうか?
いろいろな「手遊び」を集めてみました。
アレンジ次第では無限に広がりますよね。
高齢者の方が楽しく手遊びをして、脳のトレーニングになれば嬉しいです。
ぜひぜひ行ってくださいね!