子供は熱を出す事も多いですが、原因がわからない微熱が続くと何故微熱が出ているのか心配ですよね。
子供は元気でも微熱が出るときもありますが、微熱が出るときの病気にはどのようなものがあるのでしょうか。
微熱が出てても自宅で療養できるものと、咳などの他の症状が合わさって出ている時にどのような病気が疑われるのか調べてみました。
対処法などもありますので療養の参考にして下さいね。
もくじ
●子供の微熱は何度?
子供の平熱って37℃を超えている子も多いのはご存知ですか?
私の子供も平熱が37.5℃の頃があり、保育園でよく指摘されて、何度も説明したものでした。
一般的には37.4度までを微熱といい、けだるさが出たぐらいの事を指します。
ですが子供にいたってはそうとも言い切れませんね。
大人にとっては微熱でも子供にとっては平熱である場合もありますので、普段から子供の平熱がどれくらいなのか知っておく必要があります。
●子供に微熱が続く原因と考えられる病気
■感染症
風邪、鼻水、鼻づまり、顎関節の周辺の腫瘍、結核、尿路感染など、何かしらの原因で体内に居る菌と闘っている時に発熱することがよくあるんです。
病気と闘ったり、治そうとしている時に微熱が出るのは体の正常な反応ですので、慌てずに様子を見てあげてくださいね。
■中耳炎
子供は急性中耳炎にかかることが多く、微熱や耳の痛みが特徴です。
子供の反応や、どこが痛いかを聞いてあげると判断がつきやすいかもしれませんね。
■リンパ系や血液系の病気
白血病、川崎病、膠原病(こうげんびょう)なども熱を伴う病気なので、他に心当たりがないのに1週間以上微熱が続く場合は病院で見てもらったほうが良いかもしれませんね。
■高熱が出た後に続く微熱
高熱が続いた後に、37℃台の微熱が続く事があるんです。
高熱が出たために、平熱が一時的に上がってしまう現象があるようですね。
しばらく様子を見守ると自然と治るそうですよ。
●元気そうに見えるけど咳が出ている時
元気そうに見えるけど、微熱があって咳が続いている時は肺炎が疑われます。
肺炎にも様々な種類があって、高熱が出るとは限らないんですよ。
マイコプラズマ肺炎という病気があり、熱は出たとしても微熱で、咳が長引くんだそうです。
微熱だけの場合は様子を見守ることができますが、咳を伴う場合は肺炎かどうか病院で診てもらったほうがよさそうですね。
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●子供の微熱にはどう対処したらよいか
■部屋の温度や湿度など環境を整えよう
冬場では空気の乾燥に気を付けて、厚着させすぎないように気を付けてあげて下さい。
夏場であれば、冷えすぎないように冷房は控えめにしましょうね。
■水分補給に気を付けよう
見た目は流れていなくても汗ってけっこう出ているものなんです。
水分補給には十分気を付けて脱水症状を起こさないようにしましょう。
食事量が減ってもしばらくは大丈夫ですが、脱水症状は心配ですよね。
イオン飲料などを活用しながら水分補給させてあげて下さいね。
■入浴もさせてあげよう
熱を出した時に入浴を控える事はよくありますが、入浴をあまりしないでいると平熱に戻りづらい事がよくあるそうです。
体長を崩した時ほど清潔にするのは大切な事ですので、お風呂が入れるほどの体調に戻ったら普段通り入浴をして綺麗にしてあげて下さいね。
●子供の様子を観察しよう
子供が微熱を出す原因は沢山あり、微熱はよくあることなので怖がる必要はないですが、微熱が出ている時の子供の様子を合わせて注意してあげてください。
・食欲はあるか
・機嫌が悪くないか、呼びかけに反応できているか
・下痢や嘔吐はないか
・尿や便に異常はないか
・水分補給はできているか
・体に痛い場所はないか
・発疹ができていないか
・鼻水、耳だれは出ていないか
・咳が出ていないか
・微熱が1週間近く続いているか
微熱が出ていても普段と大きな差がなく過ごせていたら心配はありませんが、微熱以外に普段と違う事がないか気を付けて見る事が大切なんですね。
●まとめ
子供が微熱を出す時は感染症などによるものが一番多く、慌てる必要はないことがわかりましたね。
微熱ではなく、微熱と同時にどのような症状があるかをみてあげることが大切で、発疹や痛み、嘔吐など異常がある場合は病院で診てもらうと良いですよ。
微熱があっても元気そうにしている場合は、食事や入浴も普段通りにして下さいね。
微熱が1週間ほど続いていたり、咳がでている場合は病院で診てもらい医師に判断してもらうほうが良いと思います。