高齢者のインフルエンザは肺炎や合併症に注意!症状と対策は?

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スクリーンショット_083016_120503_AM高齢者インフルエンザにかかると成人よりも肺炎などの合併症を起こしやすいんです。

ではどのようにして症状の悪化や合併症を防ぐことができるのか、高齢者が起こしやすい合併症とその症状、そうならないための対策をお伝えしたいと思います。

高齢者に合わせた対策を知っておくと合併症の予防だけでなく、早い症状の改善ができるかもしれませんね。

●高齢者がインフルエンザにかかった場合に気を付けたい合併症と対策

インフルエンザは風邪と違い、インフルエンザウイルスに感染する事で起こる感染症です。

咳やくしゃみなどが原因で人から人にうつってしまうんですね。

侵されると高熱、倦怠感、関節の痛み、咳、苦しい呼吸器症状などの症状を起こします。

高齢者になるとインフルエンザの症状が重症化しやすくなったり、合併症を起こしたりする可能性が高くなるんですよ。

高齢者がインフルエンザにかかった時に気を付けたい合併症とその対策をお伝えしますね。

■肺炎

高齢者がインフルエンザにかかった時に最も注意しなければならない合併症は肺炎です。

インフルエンザが原因で免疫力が低下してくると、他の細菌や常在菌の影響も受けやすくなり肺炎を起こす可能性が高くなるんですね。

肺炎は日本人の死因第3~4位になっており、要介護などの高齢者の場合は死因の第1位が肺炎なんです。

肺炎の症状は激しい咳、倦怠感、息切れ、高熱、関節痛、胸痛、呼吸困難などで、インフルエンザの症状と似ているために見落としやすいんです。

【対策】

インフルエンザにかかったら、同時に肺炎を疑って検査などを行ったほうが良いですね。

平成30年度までの刑か措置で65歳、70歳、75歳と、5歳きざみで100歳までに該当する高齢者は肺炎球菌予防接種を受ける事ができます。

自己負担や免除などは各自治体によって異なる場合がありますので自治体の情報を確認して下さいね。

■脱水

高熱により体内の水分が失われやすい状態が続くと体は脱水します。

特に高齢者の場合は脱水の症状を自覚しにくく、更にトイレの頻度を気にして日ごろから水分の摂取を抑えてしまっている人も多いので脱水症状が悪化しやすいんです。

高齢になると水分をごくごくと飲む事が難しくなっていくので、水分を誤嚥してしまう可能性もあるんですよ。

【対策】

高齢者は水分を多く摂取する事が難しく誤嚥を起こしかねないので、食事や水分にトロミがついているほうが良いですよ。

トロミのついた水分を少しずつ食べるように摂ると良いですね。

トロミをつける介護食用の製品も販売されているので是非活用して下さいね。

様々な飲み物や食事にトロミを付ける事ができて加減も簡単なのでとても便利ですよ。

 

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■中耳炎や結膜炎

インフルエンザにかかると免疫力が低下する事により様々な感染症に侵されるリスクが高まります。

喉、鼻、目などの粘膜から細菌の感染症を起こして中耳炎結膜炎を併発する事があるんですね。

耳が痛い時や、目に痒みを起こしている場合はすぐ受診して下さいね。

【対策】

医師から抗生物質点眼薬を処方してもらい症状は改善します。

手には様々な細菌が付着していて、そのまま鼻をかんだり目をこする事で感染症を起こしてしまいますので大事なのは手洗いなんです。

顔をふいたハンドタオルなどもまめに取り換えたり、ティッシュを使って使い捨てにするなどの対策がありますよ。


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●高齢者がインフルエンザにかかったら市販薬は飲まない!

高熱が出ると、とりあえず家庭に常備している市販薬の解熱剤を服用してしまう場合がありますが、このような判断はとても危険なんです。

インフルエンザは風邪と違いインフルエンザウイルスの感染によって発症しますので市販の解熱剤では効果が得られないんです。

むしろライ症候群を併発する危険があるんですよ。

ライ症候群とはインフルエンザなどのウイルス性の病気の時に、サリチル酸系医薬品を服用する事で急性脳症や肝機能障害を起こしてしまう事を言うんです。

ライ症候群を起こさないためにも、発熱があればまずはウイルスに感染していないかどうか確認して、正しい薬を処方してもらう事が大切なんですね。

●インフルエンザを早く改善するために行いたい事

■早めに受診して適切な薬を処方してもらう

インフルエンザは発症してから48時間以内に医師から処方された薬を服薬する事が大切なんです。

48時間以内に服薬できると辛い症状を早く改善する事ができますよ。

高熱が出たら市販薬などを服用せずに、まずは受診して医師に適切な薬を処方してもらって下さいね。

■ゆっくり休息する

インフルエンザにかかると高熱や咳症状により体力を奪われます。

全ての事を休んで安静にし、体力の温存につとめて下さいね。

高熱により沢山汗をかきますので、まめに着替えて、まめに水分を摂取して下さい。

スポーツドリンクなどを活用しながら水分の吸収の効率を上げると良いですね。

■リンパの集まる場所を冷やす

高熱が出た時は氷枕などを使って体を冷やしますが、より効率よく冷やす事ができる場所があります。

血液の温度を下げる事で全身をめぐっている血液が体の熱を冷ましてくれるんです。

首のまわり、脇の下、太ももの付け根などリンパが集まっている部分を集中して冷やす事が効果的なんですね。

●まとめ

高齢者がインフルエンザにかかると、肺炎や脱水症状、感染症などの合併症を起こすリスクが高まる事がわかりましたね。

高齢者が起こしやすい症状とその対策を知る事で悪化を防ぐ事ができると思います。

安易に市販薬などは服用せず、早めに医師に診てもらって適切な薬を処方してもらって下さいね。

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いかがでしたでしょうか?参考になれば幸いです


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