デイサービスで行う高齢者の脳トレ、みんなで楽しく「ゲームレクリエーション」で行いませんか?
「ゲームレクリエーション」といっても、しっかり脳を働かせることを目的とし、手や指など体を使うこと、また頭で考えて行動することで、しっかりと脳トレになるんですよ。
みんなで一緒に行うことで楽しさが高まり、コミュニケーションも広がります。
高齢者の方が簡単にできる「ゲームレクリエーション」を集めてみました。
もくじ
●高齢者の脳トレにゲームレクリエーション!簡単にできる15選
■旗揚げゲーム
定番中の定番「旗揚げゲーム」は脳トレにいいですよ。
赤と白の旗をそれぞれ右手と左手にもち、司会者の司令通りに上げ下げします。
旗は割り箸に紙を貼り付けて手軽に作ることも出来ますし、動画では輪っかで行っていますね。
高齢者の方が自分で旗を作ることも、レクリエーションの一つになります。
また「旗揚げゲーム」のポイントは司会者の話しかけるスピードです。
高齢者の方がついてこれるくらいのスピードで、はっきりとした口調で行いましょう。
■new玉送りゲーム
みんなで円になって座ってもらい、歌に合わせて球を送っていきます。
歌うと同時に玉送りのリズムに合わせることで、脳にとてもよい刺激を与えます。
また動画では、歌が終わった際、手元にある球の中をあけてみると1枚の紙が入っています。
その紙には司令として「演技の指示」が書かれてあります。
例えば「あ」・・・「あはは」と笑って下さい!
といったものです。
これを高齢者の方に演技してもらいますよ。
また参加賞として「あ」の景品がもらえるという特典付き。
面白いですよね。
みんなの笑い声が聞こえてくるゲームです。
■すき焼きじゃんけんゲーム
誰もが大好きな、すき焼き!!
ジャンケンに勝てば、すき焼きの具を勝ち取れるゲームです。
全部の種類の具を早く揃えられた方が勝ち。
ジャンケンをすること&何の具が足りてないのか?と考える事が脳トレにつながります。
けっこう盛り上がりますよ。
■耳をすましてゲーム
耳のトレーニングを兼ねたゲームです。
スタッフの方2~3人が、高齢者の方に向かって違う単語・言葉などを同時に言います。
それぞれ何と言っているか聞き当てるゲームですよ。
チームを作って、一度で当てられたら◯点、とポイント制にしても楽しいですね。
道具も必要ないので、手軽にできるゲームです。
■カード対戦ゲーム
2人で行うカードゲームです。
1から10まで書かれたカードを2組を用意します。
高齢者の2人が向き合い、カードを中央にバラバラに置いて、1~10までを順に早く並べれたら方が勝ち!
必ず数字順に並べることがルールですよ。
ルールも簡単で、短い時間でいつでも行えるゲームです。
■百科事典ゲーム
グループに分かれて、お題にあったものを紙に書き出していくゲームです。
説明動画では、「な」から始まる、「食べ物」「植物」「有名人」を書き出していきますよ。
思い出そうとすることで脳が活性化します。
グループになることで、会話も増えますし、「有名人」という問いなどは、話も盛り上がりやすいですよね。
高齢者の方の意外な一面も見つけることができるかもしれませんよ。
■あとだしじゃんけんゲーム
あとだしじゃんけんも脳には良い遊びですよね。
じゃんけんなら誰もが知っているルールなので細かな説明も不要。
司会者の「負けたら勝ち」、「引き分けなら勝ち」、「勝ったら勝ち」という言葉をよーく聞いてもらい、じゃんけんをしてもらいますよ。
ゲームとして最後まで勝ち残れた人が優勝です。
勝ち残っていくときの快感も味わえます。
何か景品などあるとますます盛り上がりますね。
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■漢字てイロハゲーム
座ったまま行えるゲームです。
用意した厚紙をカードの大きさに切り、漢字の偏や部首を書きます。
スタッフの準備はそれで終わりです。
ルールは、そのカードを2枚、3枚と組み合わせて一つの漢字を作ればOK。
得点制にして競い合い、ゲームを楽しみますよ。
漢字をどれだけ多く思い出せるか、漢字脳トレゲームですね。
■落ーちた、落ちたゲーム
手遊びゲームです。
「落ーちた落ちた」の歌に合わせて、落ちてきたモノによって手の動きを変えますよ。
動画では、りんご、雷、ゲンコツ、流れ星、が落ちてきます。
慣れてきたら、スピードアップ!
またアレンジも自由にできまよ。
例えば、「ほっぺ」なら「ほっぺ(ほほ)が落ちた」ということで両手を頬に。
また「恋」なら胸に手を当てる、「雨」なら傘をさすなど。
高齢者の方に何が落ちてくるのか、提案をしてもらってもいいですよね。
みんなで一緒に歌うことで、気持ちのよい一体感も生まれます。
■八百屋さんゲーム
こちらも歌に合わせてリズムよく行うゲームです。
スタッフの方が「八百屋さんにあるもの」とお題を出して、声掛け「キャベツ」「レタス」などと言っていきます。
それが八百屋さんにあるものならば、高齢者の方は手拍子二回、ないものならば、手拍子はしない、というルールです。
「キャベツ」パン・パン(手拍子)、「レタス」パン・パン「きゅうり」、「おもちゃ」・・・・・
「おもちゃ」はひっかけなので、手拍子をしてはいけません。
よく聞いて集中してもらう、そんな楽しいゲームです。
■3の数と3の倍数
簡単なゲームです。
3のつく数、3の倍数のところで手をたたきます。
3,6、9と倍数ばかりに気を取られていると13という、3のつく数のところで手をたたきそびれてしまいます。
単純なゲームですが、頭を使いますよね。
■奇数・偶数ゲーム
二人がペアに向かい合います。
ジャンケンをして勝った人は奇数、負けた人は偶数とします。
スタッフの人が声掛けをします。
「奇数」と言ったら、奇数の人は手を前に出します。
そして偶数の人は手を横に動かし、逃げるというゲームです。
逃げ遅れてタッチされたら負け。
慣れてきたら、声掛けを数字に変えますよ。
■手拍子で覚えようゲーム
手拍子に合わせて、単語を覚える脳トレゲーム。
動画では、駅の名前でチャレンジしています。
司会者が手拍子「パン・パン」「銀座」と言ったら、高齢者の方も続いて、手拍子「パン・パン」「銀座」と繰り返します。
次は「上野」、3つ目は「渋谷」です。
リズムにのらないといけないし、単語を3つほど覚えなければいけないので、なかなかの難しいかもしれません。
始めは、頭で思い描けれるもの、野菜や動物などが分かりやすいですね。
■買い物ゲーム
買い物ゲームは、うちで実際に行っている買い物事情をゲームにしたものです。
私が息子二人に、「おかしの予算は300円。」と言って自分たちで計算してもらいカゴに入れていかせます。
息子2人は、頭を使って300円ギリギリになるように計算しながら買い物カゴへ入れていきます。
これを高齢者の方にも買い物ゲームとして楽しんでもらいますよ。
果物やスイーツ、おかしなどイラストを用意し、値段を貼り付けます。
またおもちゃのお金も作ります。
目標金額(例えば3000円)を設定し、その金額に近くなるように買い物をしてもらい、目標金額により近い方の方が勝ちです。
計算の脳トレになりますよ。
■◯◯と言えばゲーム
4~5人のグループに分かれてもらい、一人一人に紙とペンを用意します。
司会者が出す問題を1問ずつ問いてもらい、答えが揃ったら、そろった人数だけポイントがグループに入りますよ。
問題はなんでもOK!
3+3-5 は?と計算でもよいし、能ある○はツメを隠す、○に入る言葉は?など。
また、なぞなぞでも楽しいですし、○○さんの大好物は?昨日のおやつは何だった?など、身近な人・日常生活のことを問題にしてもいいですよね。
考えてもらうときは、一人一人で考えてもらい、グループで答え合わせしてもらいます。
ポイントがつくチーム戦だと、考える力もよりわきますし、楽しいものですよ。
●まとめ
いかがでしたか?
高齢者の脳トレになるゲームレクリエーションを集めました。
デイサービスなどでは、普段から脳トレも行っていると思いますが、ゲームという形で取り入れることで、みんなで楽しくできますよね。
笑うことも、身体にとって素晴らしい栄養になります。
参考になれば幸いです。